絵本を楽しむよみっこの会Ⅱ 第4回

一昨日は、よみっこの会Ⅱの第4回目でした(^.^)

前回まで、優れた絵本のポイントを確認し、
『えほんのせかい こどものせかい』(松岡享子/著 日本エディタースクール出版部or文藝春秋社)に沿って
集団への読み聞かせを成功させる絵本選びのポイントを見てきました。
えほんのせかい こどものせかい (文春文庫) - 享子, 松岡
えほんのせかい こどものせかい (文春文庫) - 享子, 松岡
えほんのせかい こどものせかい - 松岡 享子
えほんのせかい こどものせかい - 松岡 享子
今回はそれを踏まえて、
最近売れている本を見てみました。

ここ何年かは、絵本屋さん大賞というものができ、
宣伝が凄いこともあり、これらを中心として売れていると思われます。
ということで、最新の絵本屋さん大賞に入った絵本の中からいくつか見てみました。

1位『なまえのないねこ』(竹下文子/文  町田尚子/絵 小峰書店)
2位『ころべばいいのに』(ヨシタケシンスケ/作 ブロンズ新社)
そして、
8位の『ねえさんといもうと』(シャーロット・ゾロトウ/文  酒井 駒子/絵訳 あすなろ書房)を取り上げました。

『なまえのないねこ』は、一見悪くないようにも思いますが、
子どもはこれを読んでもらって、満足するのか疑問に思いましたので、
ねこの本で、すぐ浮かぶほかの作品二冊も読んでみました。

一冊は『ちいさなねこ』(石井 桃子/さく  横内 襄/え 福音館書店)
もう一冊は、『あおい目のこねこ』(エゴン・マチーセン/さく  せた ていじ/やく 福音館書店)

講座は、みなさん参加費を払って参加してくださっているので、
ここで詳しく書くのはやめますが(^-^;
言えることは、
『なまえのないねこ』は、『ちいさなねこ』『あおい目のこねこ』に比べて
子どもの満足度は低いのではないかということです。

次に取り上げたのは、2位の『ころべばいいのに』。
ヨシタケさんの本は、4位にも『それしかないわけないでしょう』が入っています。
私の個人的な感想は、今までのヨシタケさんの作品と同じですね。
大人用のコミックで出していただければ・・・です。
両作品とも気になる点があるし

最後は8位の『ねえさんといもうと』。
以前は、 マーサ・ アレキサンダー/絵 矢川澄子/訳で福音館から出ていましたので、
この二冊を比べてみました。
私のお薦めは、絵も訳も福音館版ですね。
かなり違います。
新しい版は、妹の年齢設定が低すぎることで、この作品の本来の良さが薄れているような気がします。
酒井さんファンの大人に薦めるなら新作。
子どもの何らかの力になって欲しいと思えば、断然、旧作です。
が残念ながら、旧作は絶版


最近の絵本三冊を見てみた結果、やっぱりどれも大人好みのものであるということ。
ここ何年か特にその傾向が(ー_ー)

大人と子どもの読み方は違うのだということを
もう少し理解して作ってほしいし、
選ぶ私たちもそこを頭に置いていないといけないのではないでしょうか。

後半は、みんなで絵本を読んで楽しむ時間~
今回読んでくださったのは、こんな感じ↓

『はなをくんくん』(ルース・クラウス/文  マーク・シーモント/絵 木島始/訳 福音館書店) Sさん

『くまのビーディくん』(ドン=フリーマン/作  松岡享子/訳 偕成社) Iさん

『かさじぞう』(瀬田 貞二/再話  赤羽 末吉/画 福音館書店) Nさん

『ゆかいなかえる』(ジュリエット・キープス/ぶん・え  石井桃子/訳 福音館書店) Yさん

『しょうぼうじどうしゃじぷた』(渡辺 茂男/さく  山本 忠敬/え 福音館書店) Oさん

『くろねこかあさん』(東君平/さく 福音館書店) Wさん

『しろいうさぎとくろいうさぎ』(ガース・ウイリアムズ/ぶん・え 松岡享子/訳 福音館書店) Nさん

『ぐるんぱのようちえん』(西内 ミナミ /さく  堀内 誠一/え 福音館書店) Oさん


読んでもらうといろいろなことが見えてきますね(*^。^*)


子どもに残したい、手渡したい絵本についてわかってもらいたくて、
ごちゃごちゃ話すわけですが、
毎度のことながら、
私の説明で、みんなには伝わっているんだろうか?
自分だけで空回りしている感が(^_^;)

うーーむ
だったところ、
メールをくださった方がいらして、
子どもの満たされ感についてわかってくださったようで
(^。^)ほっ









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