どう描くか

もう随分前になりますが、
新聞記事で、
弁護士の山口真由さんが取り上げられていたことがありました。

最近、テレビのコメンテーターでよく見かける方で、
北海道の公立中学を卒業後、
筑波大学付属高校に進学し、
東大へ。
在学中に司法試験に合格し、
卒業後は財務省に入省。
その後、ハーバード大学に留学し、
ニューヨーク州弁護士登録。。。という才女です。
受験の時に塾には行っていないそうで、
びっくり。

この山口さんのインダビュー記事だったんですが、
子どもの頃から本を読むのが大好きで、
小学校入学前は、
ご両親が繰り返し絵本を読み聞かせてくれたんだとか。

小学校の時は、ファンタジーが好きで
とくに『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ/作 上田 真而子/訳 岩波書店)が大好きだったんだそうです。
はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)
はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)
高校生になると、ディック・フランシスやフレデリック・フォーサイスなどの論理的な文章に
引き込まれたとか。

「この人はこういう人であった」
と書かないで、細かい事実を積み重ねることで、
その人の全体像を描き出す文章が好きでした。

とありました。
それは弁護士になった時の仕事にも役立ちました。
とも書かれていて、
ほぉ~
だったんですが、

「この人はこういう人であった」
と書かないで・・・
というところを読んだ時、

おお~流石にわかってらっしゃる!
と思ったのでした。

子どもの文学の描き方について
石井桃子さんや瀬田貞二さん、松岡享子さんも
共通することを仰っていますが、
それは、
大人の文学にも言えるのでは?
と思っていたので、
ふむふむ~でした。

事実を積み重ねて表現する。
これは、どんな人かを表現する時以外もそうなのではないでしょうか。

悲しい。。。
という気持ちも
ただ悲しいと書くのではなく、
どういう状態かを書くことで描く。

幸せ
とか
貧乏
ということも、
目に見えるような書き方で描く。

子どもの文学は、
そう書くのが子どもにわかりやすい。。。
ということなのだと思いますが、

事実の積み重ねで、
その人物が立ち上がって行く・・・
その方が、
大人の文学だって
作品が深く、立体的なものになるような。

このことは、先日の読書会で『がんばれヘンリーくん』(ベバリイ ・クリアリー/作 松岡享子/訳 学研)を読んだ時にも出たことです。
がんばれヘンリーくん (ゆかいなヘンリーくん 1)
がんばれヘンリーくん (ゆかいなヘンリーくん 1)
ヘンリーくんは、ちゃんとそんな風に書かれているんです

大人の文学も・・・ということをこの日、翻訳家の野沢さんも仰っていたので、
ですよね?(*^。^*)
でした。

野沢さんと言えば・・・
ヘンリーくんのことを一通りみんなで話した後、
次の課題本を決めるんですが、
その時の野沢さんが面白すぎで、
それまでのヘンリーくんの話が全部吹っ飛びました(爆)

次回の読書会も楽しみです


あれ?
山口さんの話を書いたのに、
最終的には、野沢さんの話になってしまった(笑)






























ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント