あふれでたのは・・・

先日『あふれでたのはやさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』(寮 美千子/著 西日本出版社)を
読みました。
あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室
あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室

今年の春だったかには、
ナルニアで講演会もあったので
気にはなっていましたが、
そこまで読めなーーい(>_<)って、
後回しにしていた本でした。

それがしばらく前、
元図書館員仲間の友人が、
著者、寮さんの講演会を企画中~
というので、

やっぱり読め?(^-^;

ということで、読んだという訳です。

結果、
とても良かったです

作家である寮さんが、
少年刑務所での授業を引き受けることになり、
その様子を伝えてくれているのですが、

導入で書かれている
そもそも引き受けるポイントに奈良少年刑務所の建築としての魅力が挙げられていたことも
なんだかわかるわ~でした(笑)

寮さんがトライした「物語の教室」は、
社会性涵養プログラムというもののの一環で
絵本を使ったり、詩を作ったり・・・
といったもの。

この授業により、
どんどん少年たちの心が解放されていきます。

寮さんの取り組みはもちろんですが、
刑務所の職員の方たちが、素晴らしい。

こういう大人に関わってもらえれば、
きっとその先の人生は、変わるのではないかと思います。

日々感じていることが、
この本に全部書かれていたと思います。

人は、
まっとうな愛情の受け渡しの経験さえしていれば・・・
愛情とまではいかないにせよ
自分の存在を誰かに受けとめて、認めてもらう経験さえしていれば、
大抵のことは乗り切れる気がするのですよ。

その相手は、親であったらラッキー。
親が無理な場合も多々あるでしょう。
その場合、誰でもいい気がします。

保育士さんや先生、
図書館のお姉さん、
友だち、近所のおばちゃん、、、などなど。
あ、動物でも!

私は近所のおばちゃんで行こうと思っていますが(笑)


少年たちが書いた詩が、
何遍か紹介されているんですが、
爆泣きです
稚拙な表現で申し訳ありません(^_^;)

ひとりの少年の詩なんて

もう、これ、プロでしょ!

というくらいのものもあり、
そのほかの詩もみんな素直な思いが綴られ、
やわらかい感性があふれていて、
とにかく泣かされました。


何か事件が起きると、
セキュリティー強化・・・という話になりますが、
それも必要なのでしょうが、
本質はそこじゃないのでは?
もっと根本的なことをやっていかないと
と感じていたのは、
そう間違っていなかったことがわかりました。

ここで紹介されている授業、
ここまでのことをやれなくてもいいと思うのです。

もっと小さい時からの
当たり前の積み重ねができていれば、
いろいろなことが解決していくような気がするのですが・・・


さてこの『あふれでたのはやさしさだった』ですが、
早速今日買っていただいちゃったので、
また発注しまーーす(^^)v




























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この記事へのコメント

きょうはSちゃん
2019年07月28日 00:43
あたしがよんでっていったのよ!
ねね,よかったでしょう?
あたちも「ばくなき」しました。
みんなよんでね。
eb
2019年07月28日 21:11
はいはい、読めと言ったのはあなたですよ(笑)
一押ししてくれてありがとう(^_-)-☆
きょうはSちゃん
2019年07月28日 21:19
子どもの本研究会の全国大会で,参加した『中高生の読書』の分科会で紹介された『誰もボクを見ていない』も犯罪者の少年の実話だった。許されない罪を犯したけど,その背後にはやはり大きな闇が。彼は詩を書いてそれがCDになったと。泣いた。
eb
2019年07月30日 20:37
ほぉ~