子ども文庫

「こどもとしょかん」(東京子ども図書館)2018.秋号の特集記事は、
長く文庫の調査をされて来た高橋樹一郎さんが、
その調査結果をもとに
とうとう『子どもの文庫の100年-子どもと本をつなぐ人びと』(みすず書房)
を出版されるということで、
その内容の一端が書かれています。

昨日、出版された本↓

子ども文庫の100年――子どもと本をつなぐ人びと
みすず書房
髙橋 樹一郎

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そもそも日本に文庫が広まったのは、
1965年に出版された石井桃子さんの『子どもの図書館』(岩波書店)の影響が大きかった
ということは、
いろいろなものに書かれていますが、
高橋さんが今回実施したアンケート調査でも
やはり文庫を始めた理由やきっかけは、
『子どもの図書館』を読んでという方がとても多かったそうです。

この『子どもの図書館』には、
石井さんがご自身でやられていた<かつら文庫>での
実践の様子が詳細に記録されています。

石井さんは、1950年代に欧米に行かれ、
日本の図書館や子どもの本の遅れを痛感されたのだと思います。

そして、
なぜ日本には、
子どもが本当に喜ぶ本がないのか、
どうしたらそんな本を作れるのか。

それには、子どもを知ることが大切で、
それらを知るためにも文庫を作られたということを
仰っていたかと思います。

そして本当は、文庫ではなく
自治体が税金で運営する公共図書館の充実を目指されたのですよね。

でも、
公共図書館の発展はなかなか、、、
それよりも、個人が開く文庫が全国に広まった。。。

文庫が果たしてきた役割はとても大きいと思いますが、
私がびっくりするのは、
文庫を開いたのは主に女性なわけですが、
1965年に出た『子どもの図書館』は、
岩波新書。
当時、女性たちが岩波新書を読んでいたということ。

岩波新書というと、
かなり堅いイメージじゃないですか?
なかなか手にとることはないのでは?
と思っていたので
驚きです。

現在は、岩波文庫になっています↓




「こどもとしょかん」2018.秋号の高橋さんの文の中には、
毎年石川県から来ていたたいている細川律子さんも登場しますよ

細川さんも文庫をされていますが、
『子どもの図書館』を読んだのは、
なんとなんと高校生の時だというのですから、
もっと驚きです

高校生で、岩波新書の『子どもの図書館』を読んでいらしたとは!
私なんて、高校の時・・・本、読んでなかったなぁ(^_^;)(^_^;)
もう全然人間の出来が違うのです

凄いなぁ。。。


あ、細川さんも登場する「こどもとしょかん」2018.秋号ですが、
興味がある方は、ご注文承りますですよ~

「こどもとしょかん」は、いつもご予約いただいている方の分しか入れていないので(^_^;)

そういえば、
子ども文庫の記事の次に真壁伍郎さんの文が載っていますが、
真壁さん、
以前、スイスに行った時、
ホフマンがお孫さんに『おおかみと七ひきのこやぎ』を読んでいるテープを聴かせてもらったとか。

げげけ~です。
やさしい澄んだいい声だったそうな。
いいなぁーーーーーーーーーー

おおかみと七ひきのこやぎ (世界傑作絵本シリーズ)
福音館書店
グリム

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