絵本を楽しむよみっこの会no.10つづき

瀬田さんは『絵本論』の中で、
とても丁寧にグリム童話『ねむりひめ』(フェリクス・ホフマン/絵 瀬田貞二/訳 福音館書店)
を解説してくださっています。





瀬田さんが仰っていることを確認するために、
これもやっぱりまず読んでみました。

以前、『みるなのくら』(小澤俊夫/再話 赤羽末吉/画 福音館書店)
を読んだ時にドヤ顔してた!
と言われたことがありますが、
これもドヤ顔しちゃってたかも~(^_^;)

私が描いたわけじゃないのに(笑)

そのくらい本当に美しい絵本です

ホフマンの絵本は、殆どが自分の子どもたちのために、
或いは、お孫さんのために作ったものですが、
この絵本は、
入院する次女のために作ったそうです(^.^)

もう表紙から愛情が伝わります。
表紙の王の手がわが子をしっかり包み込んでいます。

王の手でもう一か所愛情が伝わるページがあります。
13番目の占い女のまじないから、わが子を守ろうとする手です。

ホフマンの愛情を感じるのは、ほかにもあって、
この絵本の中には、
シーン、シーンで猫が描かれています。
もちろんグリムのお話の中に猫は登場しませんが、
なかなかの役割を果たしています。

その猫は何故描かれたのか。。。

それは、次女クリスティアーネにかわいがっていた猫がいたからだとか。
その猫を絵本に描きこんでくれたんですねぇ~
いいなぁ。。。

そしてラストページに描かれた巨大なケーキ。
これによって、
結婚式がどんなに素晴らしいものだったかが
一目で読み手の子どもにわかる・・・

というようなことを松居直さんが書かれていたかと思いますが、
私もとてもそれに納得していました。

でも更に松居さんがホフマンに確認すると、
クリスティアーネがとっても食いしん坊だったからなんですって

本当に、ホフマンの子どもたちは、愛されていたんですね~

こんな風に絵本に込められた真の愛情は、
クリスティアーネ以外の読み手の子どもにも必ず伝わります。

「ねむりひめ」を紹介するなら、
やっぱりこの絵本で出会って欲しい。

色使いだけでも、子どもたちは得るものがあるはずです。

城がイバラにすっかり隠されたことを描いた見開きページは、
瀬田さんも仰っていますが、
まさに圧巻

このページと次の見開きで、城の状況がとてもよく伝わるし、
とにかく美しい。

こんなに格調高く描いているのに、
よく見ると笑っちゃうところもあるんですよね。

招待状を書いて、封筒を ぺろん~ってしている家来とか(笑)

料理番に
べぇーー っと舌を出している小僧とか(笑)

小僧と言えば、
城がイバラに覆い尽くされた圧巻のページにもちゃんと描かれているんですが、
このページの小僧と
王子が城にやって来た時に眠っている小僧とでは、

あれ?

なことがあります。
なんでしょう(笑)

これもちゃーーんホフマンの意図があるんですよ

あ、そして見返しを見るのもお忘れなく!
ノイバラが描かれています。

美しいぃ~~~うっとりです

公に出版したものではなく、
本当にクリスティアーネのために手描きした絵本の表紙が、
これまた素敵です。

ああ、
この表紙のことも、勉強会の時に紹介しようと思って忘れた(ー_ー)

たくさん言い忘れているんですが(^_^;)

福音館から出ているこの『ねむりひめ』の表紙に描かれている姫は、
やっぱりホフマンのお嬢さんがモデルよね~
と思わせる絵も見つけたので、
それも紹介するはずが、忘れました(^_^;)

次回覚えていたら言おう(笑)

なんせ言いたいことがたくさん。
喋りすぎで喉が痛くなったんですが、
言い忘れも多い


で、ホフマンの『ねむりひめ』を見てもらったあと、
次は、ほかの絵本何冊かと見比べてみたんですが、
またしても長くなりましたので、
そのことは、
また。。。(^_^;)


さて明日は、
13:30~貸切 となりますのでよろしくお願いします
































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