大きなたまご

先月出版された岩波少年文庫の『大きなたまご』(オリバー・バターワース/作 松岡享子/訳 岩波書店)

大きなたまご (岩波少年文庫)
岩波書店
オリバー・バターワース

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面白かったです(^o^)
これって、学習研究社から、1968年に出ていたんですね。
知りませんでした。

主人公の少年が、ある日、自分の家のとり小屋で、巨大なたまごを発見!
めんどりが、そのたまごを長い間、一生懸命あたためて、、、
そして、やっとたまごから出てきたのは、なんと!

というお話。
日本の児童文学でも似たような話は、あるんですが、
この本の原書の出版は、1956年です!

訳者の松岡さんが、アメリカの図書館に勤めはじめた頃、
子どもたちかよく借りている本を読むよう心がけていたそうで、
そしてこの本と出会ったとか。

そしてアメリカの子どもたちが大好きだったこのお話を
日本の子どもにも紹介するために翻訳し、出版された訳ですが、
ずっと絶版になっていて、
それを、今回出版社を変え、
挿絵も松岡さんが出会った当時と同じものにして出版したそうです。

お話の導入も、すっと入れて、全体的に軽やかなタッチ。
雰囲気としては、『ゆかいなホーマーくん』みたいな感じでしょうか?

読める子なら中学年から、いけるかも?

なんだか考えさせられるものを立て続けに読んでいると、
単純に、
それで?それで?
どうなるの?
とストーリーを楽しめるものは、いいですよね(^○^)


昨日の朝は、
例の法案が当然のように通って、お店に行くにもなんだか重い気持ちで、
切り替えが大変でした。


そんなこともあって、この本のことを思い出したんですが、
この本の最後の方に

<○○法案>というものが出てきて、
主人公の少年を悩ませます。

そんな主人公に先生は、

上院議員がああやって息をしていられるのは、なんのおかげだと思う?

肺のおかげでしょう。
と主人公(^_^;)

票だよ。
みんなが投票しないかぎり、ああいう連中は、議員でもなんでもありゃしないんだ。

ぼく、まだ選挙権もないんですよ。

きみは、人に、議員に手紙を書いてください、とたのむことはできるだろう?

そして主人公は、
この法案に反対してくれるように選挙区の国会議員に手紙を書いてと頼むために
テレビ出演をします。

それがきっかけで、デモが起こり・・・


人間ってものは、だれかにそれをとりあげられそうになると、
きゅうにさわぎはじめるものらしいね。
そうなって、はじめて目がさめて、とられまいとしてたたかうんだ。


なんだか、
この本の出版って、
日本が今こんなだから出した?
と思わせるくらい(^_^;)

でも、松岡さんのあとがきを読む限り、

「息をしていられるのは」のことには触れていますが、
そこまで意図したものではないのかもしれません。

でも
1956年、アメリカで出版された児童文学に
こんなふうに描かれているとは驚きです。


いつの時代も、どこの国でも
政治家って・・・
ってことでしょうか


今日の朝日<天声人語>に、
小学2年生6人が、戦争や平和について懸命に書いた手紙のことが書いてありました。
このこたちは、この手紙を
首相に届けてください~と校長室に持ち込んだそうな。

この手紙は、どうなったんだろう。。。

この<天声人語>のつづきに

「悪い政治家をワシントンへ送り出すのは、投票しない善良な市民たちだ」
いうアメリカの警句も紹介されていました。

小学2年生もちゃんと考えて行動しているんですから、
大人は、
どうせ・・・
と思わず、ちゃんと考えて選挙には行かないと(ー_ー)






















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