Tea time 〜EhonCafeのつぶやき〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 児童文学サロンno.35

<<   作成日時 : 2017/10/15 22:20   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

昨日は、山口雅子さんの児童文学サロンでした(^.^)

<絵本の記憶、子どもの気持ち −絵本を選ぶ−>

絵本の記憶、子どもの気持ち (福音館の単行本)
福音館書店
山口 雅子

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 絵本の記憶、子どもの気持ち (福音館の単行本) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ご著書『絵本の記憶、子どもの気持ち』の内容を中心にして、
あらためて、「絵本を選ぶ」ということをお話いただきました。

参加していただいた方たちも、納得・充実の時間だったのではないでしょうか。

読み聞かせの勉強会などで、
私が話していることと、大体同じだと思うのですが、
なんでこんなに説得力に違いがあるのでしょう

大人好みの絵本がたくさん出版される中、
子どもが欲している、本当に楽しめる絵本、出会って欲しい絵本は、
大人好みのものとは違うのだということを伝えるのは、
なかなか難しいのですが、
山口先生は、
簡潔にまとめてくださいました。

大人・・・絵本を鑑賞する。

子ども・・・絵本を体験する。

そうなんですよね〜

大人・・・絵本の絵を一枚の絵画として見たり、単なる挿絵として見たりする。

絵の色使いや、描き方の手法にひかれがち。

物語のテーマやメッセージにひかれやすく、子どもたちにこれを伝えたいなどと、考えがち。




子ども・・・絵本の絵は、物語の世界そのもの。

そこに描かれているものは、本物以上に本物。

主人公の運命は、自分の運命。だからこそ幸せを願う。

語られている言葉のあとを忠実についていき、そこで起こっていることに、一喜一憂する。


大人は、お話を客観的にとらえますが、子どもは自分のことそのものなんですよね。

子どもを惹きつけるには、
最初の一ページが大事だとも。

最初にお話の主人公をはっきりさせて、
課題に向かって一直線に進む。
そしてその課題が解決することで、
子どもは満足感を得られる。

どこに向かっているお話なのか、先の読めない筋運びは、
大人は好むけれど、子どもは好きではない。

説明的、解説的ではなく、言ったことややったことを具体的に表現する。

これは、『絵本論』の中で瀬田さんも書かれていたかと思います。

例に挙げられた言葉は違うかもしれませんが、
例えば、

かなしい・・・と書くのではなく、
読み手が悲しいと感じたり思ったりするように
具体的な状態を書く。

経験の少ない幼い子には、
かなしいとはどいうことなのかわからない。
悲しいと感じる具体的なことで表現するということですね。

頭で理解できたとしても、
心が動かない・・・とも山口先生は仰っていました。
具体的に表現することで、
子どもに直接響くと。

子どもたちは、
主人公の行動に心が動かされることが大事なんですから。

後半に紹介してくださった12のつきのエピソードは、
印象的でしたね。

12のつきのおはなしを年長さんに語っていた時、
突然、小さな侵入者があったとか。
でも、お話を聞いていた子どもたちは、
だれひとりその小さな侵入者の方に顔を向けなかったそうな。
みんなすっかり深い雪の森に行ってしまっていたんですね

そこまでお話の世界に入り込めてしまう子どもたち。
そんな体験ができた子どもたちは、幸せだなぁ〜と思います。

そして、そんな体験をして欲しいから、
私たちはがんばっているんだと思います。

でお話の世界にすっかり入り込んでいる子どもたちの様子を
空気を
是非、
語り手、読み手の大人にも体験して欲しい。

それを一度体験すれば、
絶対受け狙いには走らないと思うのですが、
どうでしょうか。




ところで、
私が山口先生に初めてお会いしたのは、
川越の図書館の職員として、ストーリーテリングの講座をやった時です。
講師として、来ていただいたんですが、
なんとそれからもう25年が経ってしましました。

25年ぶりにお会いして、
初めて知ったことがいろいろ。

なんと山口先生も
瀬田貞二さんの教え子だったそうな!!

もちろん、石井桃子さんにも会っているわけで・・・

羨ましい(;O;)


石井さん、瀬田さんの思いを繋いで行かなければいけないと思うのですが、
そういう意味でも
山口先生は、とても貴重な存在です


昨日は、
参加者の方々からも、
納得〜満足〜という空気が伝わってきて、
とても嬉しかったです。

きっと、それぞれの活動の地で
山口先生に教えていただいたことを活かしてくださることでしょう。


そして毎度のことながら、
あれこれご協力いただき、
みなさん、
ありがとうございました\(^O^)/













































テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
児童文学サロンno.35 Tea time 〜EhonCafeのつぶやき〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる